公務員は感謝されない
公務員は感謝されません。なぜなら有難くないからです。
よく聞く話ですが、ありがとうは「有るのが難しい」
逆は有るのが簡単、当たり前ってことです。
公務員のやることは、やって当たり前と思われています。
いくら仕事を全うしても住民から受ける評価はプラスではなく、「ゼロ」なのです。
(医者とか、消防士とかはまた違うのかな。)
民間企業の場合は、「うちのサービスが気に入った人だけ来てください」と言えるし
客も好きな会社だけを選べばよいのですが
行政サービスは、行政も住民も、お互い相手を選ぶことはできません。
しかも、公務員は住民みんなに平等に同じ基準のもと接することになります。
人の事情や考えは様々なので、同じ基準のもとに対応しても、
必ずどこかには不満が出て、「マイナス」の評価になります。
公務員が受ける評価は、ゼロかマイナスかどちらか。
あなたも周りの誰かをゼロ以下のメモリしかない物差しで評価していませんか?
例えば、家事をしてくれるお母さん・奥さんに感謝していますか?
飲食店ですぐ店員にイライラしたりしていませんか?
いつのまにか、いろんなことが当たり前になっていませんか?
私は、一人暮らしをして家事の大変さが分かって、母親は神だと本気で思うようになりました。
居酒屋でバイトしたから、店員さんがちょっとミスっても「あ、今忘年会シーズンで大変だよね。ドンマイ!」と思えるようになりました。
そして、公務員の気持ちがわかるから
大半の職員は日々一生懸命働いているのを知っているから
軽い気持ちで「給料ドロボー」とか「これだから役所は・・・」とは言いません。
窓口が混んで対応が遅くても、怒りません。
なんかだらだらと書いたけどね
何が言いたいかというと
相手の立場になって考えると、相手に優しくなれるよね
て話でした。