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元公務員やすのタラレばなし   

私が公務員からの転職を意識し始めた瞬間~高校生から言われた衝撃的な一言~

就活時期、「どこでも良いから受かりたい」精神で公務員試験勉強に専念し(私が公務員になった理由はこちら)、無事東京都への就職を決めた私。初めの頃は新しい生活への期待でいっぱいで、華やかな(?)公務員生活をエンジョイしていました。しかし、あることがきっかけで、公務員という仕事を選んだことに疑問を持ち始めることになったのです。

 

公務員一年目 人生初のリア充生活

都庁一年目の私は、高校デビューならぬ、社会人デビューをしていたような気がします。周りに明るく振舞って、活発で積極的で、今思い返すと躁のような状態だったような・・・。

 

毎週土日は何かしらの予定を入れて遊びに行っていました。飲みに行ったり、競馬を見に行ったりフルマラソンに出たり富士山に登ったり、一週間仕事休んで北欧旅行をしたり・・・。中学生~大学生時代はほとんど遊ぶことはなく、部活や勉強ばかりしていた私、社会人一年目が人生で一番遊んだ時期だったかもしれません。

 

「公務員の良いところは、仕事は仕事、プライベートはプライベートで満喫できることだ!私って超充実している!」と思っていました。

 

そう思おうとしていたのかもしれません。

 

転機 特別支援学校での高校生の一言

都庁では入都一年目の秋ごろ、普段の仕事とは全く違うジャンルの都の職場で2日間働くという研修があります。それぞれ自分の職種では絶対に配属されない職場に行くので、例えば建築等の技術職の場合は、都税事務所や都立学校に割り振られます。

 

私が行ったのは、ある都立の特別支援学校。知的障害を持っていたり、肢体不自由な小学校から高校生の子供が学ぶ場でした。

 

ゆっくり自力で歩ける子から車いすの子、車いすでの移動も困難で、ストレッチャーで授業を受けている子まで、状況は人によって様々でした。私は今まで出会ったことのない特徴をもった子供たちと関わることで、色々考えさせられたし、すごく良い経験になりました。研修ってあまり意味ないようなものもあったりするけど、自分の視野が広がるという意味で、すごく良い研修だったなぁ。

 

 

 

私は2日間の研修の間、小学生クラスの授業や食事の補助をメインにやっていましたが、2日目の午後数時間だけは、高校生クラスの授業の補助をすることになりました。

 高校生のクラスは車いすの子もいるけど、見た目も話し方も普通で、障害があるとは思えない子もいました。全部で10人くらいのクラスだったと記憶しています。

 

 

教室に入ると、担任の先生に促され、まず私が自己紹介をすることになりました。

私は自分の名前と、都庁で働き始めて一年目であること、研修の一環でここに来たということ等、軽く自己紹介をしたあと、あまり深く考えず「何か質問ありますか?」と聞いてみました。

 

すると、最初にすっと手をあげた女の子が私にこう言ったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校生:「将来の夢は何ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私:(・・・・え・・・・?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(自分には雷が落ちたくらいの衝撃が走りました。)

 

私の夢って、何だっけ・・・・?

 

 

 

 

 

世間で一般的な「普通」のレールに乗っていた私にとって、中学の次は高校進学、高校の次は大学進学、大学の次は就職といったように、次にやるべきこと・行くべきものは既に用意されていました。そして私は節目節目にそのカテゴリーの中からどれかを選んで目標にするという人生を歩んできました。(多くの人がそうだと思いますが・・・)

 

 

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(↑こんなイメージ)

 

 

しかし、都庁に入った私の先には・・・・何があるのか、どうするのか、その先を全く考えていませんでした。高校生に聞かれて初めて考えてみたら、

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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(ん??)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(あれ・・・・・・・!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その先には何もなかったのです。

 

この瞬間、都庁職員として働いている自分には「夢」がない、ということに気が付き、

「どこでもいいから内定もらって就職したい」を目標に、都庁にのこのこやってきた自分の選択に疑問を持ち始めるようになりました。

 

しかし、心配性で小心者、石橋を叩いて叩いて渡らない私は、すぐに「転職だ~!」という発想には至りません。ここから私の公務員もやもや時代が始まったのです。

 

(続く)