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元公務員やすのタラレばなし   

公務員に向いている人いない人

こつこつ物事を進めるのが得意だから公務員に向いていると言われ、自分でも本気で思って公務員になった私(私が公務員になった理由はこちら)。でも、公務員として働くうちにどんどん自分の仕事・生き方への違和感が増していき、ついには公務員を辞めました。

私は公務員には向いていなかった。今となってはそんな結論にいたりました。

 

「私、真面目にこつこつ働くの得意だから、公務員になりたいわ」なんて思っているあなた、

 

ちょっと待ったーーーー!

 

ここに私が考える、公務員に向いている人について書いてみます。

 

 

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公務員に向いている人

仕事内容に関わらず、仕事は仕事だと割り切れる人

公務員には、なくても良い仕事がたくさんあります。仕事のための仕事、規則でやることになっているからやる仕事などなど・・・。

また、昔誰かが決めてやってきたことを今更間違っていたとは言えないから、過去のつじつま合わせをする。こんな仕事がかなり多いです。こういう面で全く生産的ではありません。

これを「仕事は仕事だ」と割り切って考えられる人が、公務員には向いています。

 

 

私の場合は、

 

この仕事何の意味があるの?

 

これをやって誰が喜ぶの?

 

なんでこうしなきゃいけないの?

 

規則だからしょうがないの?

 

この仕事していて、私は将来どうなるの?

 

成長できているの?

 

 

こんなことばかりを考えて、ひとり勝手にもがき苦しんでいました。

周りに同じような疑問を持っている人もいたけど、仕事は仕事だと割り切って働いていました。私もそう考えて、早く楽になりたい、そう思った時期もあったけど、私には割っても割っても、いくら割っても割り切れるものではなかったのです。

 

 

 

 

プライベートの時間が確保され、かつお金がもらえるというのを重視する人

公務員は、犯罪を犯したり、何年も休職したりしない限りクビにはなりません。極端なことを言うと、毎日出勤して席に座ってぼーっとしているだけでも給料がもらえます。いくら不況になってもボーナスが出ます。有給休暇も取りやすいし、夏休みももらえます。中には激務で有給使うのは難しい部署もあるけど、それはまれだし、2~3年我慢すれば異動があります。

福利厚生でいったら、多分日本で一番、世界でもトップレベルで恵まれていると思っています。

 

生きていくにはお金が必要だし、人生の時間の使い方はその人の自由です。この最強の福利厚生を受けられることを重視する人は、確実に公務員に向いています。

 

知り合いの中には、スノーボードに没頭していて、冬場になると週末や有給休暇を最大限利用してあちこちのゲレンデに飛び回っている人がいます。試合にも出ているようで、すごい成績を残しているようです。

また、子供を年子で産んだから産休育休で数年連続で休んだという人だって、戻ってくる場所が必ずあるし、子供が小さいうちは時短勤務で働くこともできています。子供の授業参観、登校の見守り当番のために休暇をとる人も何人も見てきました。

これってきっと、公務員だからこそできることですよね。

この生き方もすごく素敵だし、彼ら彼女らは一生懸命生きているし、幸せそうです。この生き方を否定するわけではありません。ただただ、私には向いていなかったのです。

 

私も都庁に入った当初は、土日や有給休暇を使って遊び回っていました。しかしそこまで没頭する趣味もなく、与えられた休みやお金を消費ばかりしている週末に虚無感を抱くようになってしまいました。

私はもっと仕事の意義とかやりがいとか、自分の成長、自分の意志を重視したい、その気持ちが、充実した福利厚生が欲しいという気持ちより大きいことに気が付いたのです。

 

 

 

 ちょっと余談

余談ですが、私が都庁を辞めた1か月後、都庁の後輩から相談を受けました。

彼も私と同じように、このまま都庁で働いていてよいのか、もっと別の道があるんじゃないかと考え始めているようでした。彼も真面目でそれこそコツコツタイプなのですが、仕事の意義とか、本来自分がやりたいことを考えるようになり、転職しようか揺れているようでした。

 

私は全力で「こっちは楽しいよー!!!」

と煽っておきました。だって本気でそう思っているから。

 

今はこんなことを言っているけど、実は私にとっても公務員という立場を捨てるのはとてつもない恐怖でした。

ここを飛び出して果たして私は生きていけるのだろうか、どうなってしまうのだろうか、と。でも周りを見渡すと、色んな生き方の人がいて、みんなちゃんと生きていて、自分次第でなんとでもなるってことがわかって、そんな人たちに背中を押してもらって、なんとか飛び出すことができました。

 

なので、今度は私が誰かの背中を押す番なのかな、と思いつつ、このブログを書いているわけです。

 

 

 

公務員に向いている人いない人まとめ

話がちょっと飛びましたが、ここらへんでまとめると

 

公務員に向ているのは

〇 仕事内容に関わらず、仕事は仕事だと割り切れる人

〇 プライベートの時間が確保され、かつお金がもらえるというのを重視する人

 

公務員に向いていないのは

〇 仕事の意義を考え、「仕事は仕事」と割り切れない人

〇 プライベートの時間やお金も大切だけど、それよりも大切にしたいものがある人

 

ということです。

 

これから公務員になろうとしているあなた、自分が本当に公務員に向いているのか、もう一度よく考えてみてはいかがでしょうか?